この記事では、在庫管理導入の手順を再確認し、導入後の活動について解説します。
在庫管理導入まとめ
導入手順まとめ
ここまでの、在庫管理導入の手順を再確認していきます。
1.在庫管理序論
関係者への説明を実施する。
2.対象品特性調査
対象品の特性を調査する。
3.在庫量設定
在庫量を計算する。
4.倉庫管理
倉庫の管理方法を策定する。
5.システム導入
システムの運用状況を確認する。
導入後の取り組み
在庫管理が導入できたら、導入の目的が達成されるまでPDCAを回し続けることが重要となります。
導入メリットの一部分を享受した段階でPDCAを止めてしまうと、デメリットが優って、システムの維持コストが高止まりしてしまいますので注意が必要です。
PDCAを回すときの確認ポイントは、下記項目となります。
① 在庫の適正水準を維持できているか
まず前提にあるのは、欠品を起こさないことなので、欠品が発生したときは安全在庫を見直しましょう。
また、発注頻度を監視していきましょう。
発注頻度が、高いときは在庫不足になっていないか、低いときは在庫過多になっていないか確認し、最大在庫量や発注点・発注単位を見直しましょう。
最終的には、売上が上がったり、在庫スペースに余裕がでてきます。
②作業効率が向上しているか
入出庫作業や発注作業はスムーズにできているか、システムからの出力情報に過不足はないか、の視点で確認していきましょう。
最終的には、作業時間が短縮されます。
ここまでで、在庫管理の導入方法の解説は終了です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
さあ、実践してみましょう!
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参考書籍
在庫管理の次は、物流管理へ