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小さな在庫管理

在庫管理導入からシステム作成まで詳細解説!

商品入庫画面の画面作成 [VBA在庫管理システムVer01#10]

前回、商品マスタ画面の作成が終了しました。ここから、商品入庫画面を作成していきます。

この記事では、商品入庫画面の画面作成をしていきます。


VBA在庫管理システムVer01

商品入庫の画面設計

商品入庫画面の表示項目は、下記内容とします。

1.商品選択
 商品ID 商品名称
 リセットボタン
2.詳細情報
 梱包数 発注先 発注単位
 最大在庫 発注点 棚位置
3.入庫入力
 入庫日 入庫数 入庫内訳 入庫入力ボタン
4.入庫情報
 入庫予定・商品別情報をリスト化・切替
5.修正・削除
 修正ボックス 修正ボタン 削除ボタン

検索用に商品ID・商品名称をコンボボックスで、入力支援用に入庫内訳もコンボボックスで、その他はテキストボックスで作成します。
 

商品入庫の画面作成

VBEでfrmItemInputを選択し、商品入庫画面を作成していきます。
商品マスタ画面から、コピペして進めると時短になります。

画面作成のポイントは、他の画面と構造を類似させ、同質感を持たせることです。ユーザーが、画面を見ただけで操作できることが、目標となります。
 

商品選択の設置

フレーム fraItemSelect を作成します。

ツールボックスでフレームを選択し、フォーム上でドラッグして、コントロールを追加します。

プロパティウィンドウで詳細設定します。

フレームの設定


※プロパティ設定後のユーザーフォーム


ラベルを利用して、中見出しを作成します。

ツールボックスでラベルを選択し、fraItemSelect内でドラッグして、コントロールを追加します。

プロパティウィンドウで詳細設定します。
Captionは2行目に書き込みます。コントロール lblItemSelect を選択し、もう一度クリックすると直接編集可能になります。改行位置にカーソルをおき、[Ctrl]+[Enter]を同時に押すと改行されます。

ラベルの設定


※プロパティ設定後のユーザーフォーム


fraItemSelectの中にコンボボックスを2個、作成していきます。

ツールボックスでコンボボックスを選択し、fraItemSelect内でドラッグして、コントロールを追加します。

プロパティウィンドウで詳細設定します。ラベルを利用し小見出しを追加し、書式設定を利用して見た目を整えます。

コンボの設定


※プロパティ設定後のユーザーフォーム


作成した cmbItemName をコピペして、商品IDのコンボボックス cmbItemID を作成します。
コントロールをコピぺすると、オブジェクト名以外のプロパティが継承されるので、活用しましょう。
ラベルを利用し小見出しを追加し、書式設定を利用して見た目を整えます。

コンボの設定


※プロパティ設定後のユーザーフォーム


リセットボタンを設置します。

ツールボックスでコマンドボタンを選択し、fraItemSelect内でドラッグして、コントロールを追加します。

プロパティウィンドウで詳細設定します。

ボタンの設定


※プロパティ設定後のユーザーフォーム

 

詳細情報の設置

フレーム fraDetailInfo を作成します。
商品マスタ画面の詳細情報と同一画面なので、コピペで作成してもいいでしょう。

fraItemSelectをコピペして、ラベル以外のコントロールを削除し、中見出しラベルを詳細情報に変更して再利用します。


※プロパティ設定後のユーザーフォーム


fraDetailInfo内で、テキストボックスを6個作成します。

各コントロールはコピペし、オブジェクト名を変更して作成していきます。
ラベルを利用して小見出しを追加し、書式設定を利用しながら、見た目を整えます。


※プロパティ設定後のユーザーフォーム

 

入庫入力の設置

フレーム fraInput を作成します。

fraItemSelectをコピペして、ラベル以外のコントロールを削除し、中見出しラベルを入庫入力に変更して再利用します。

※プロパティ設定後のユーザーフォーム


fraInput内で、テキストボックスを2個、コンボボックス、スピンボタンを作成します。

各コントロールはコピペし、オブジェクト名を変更して作成していきます。
ラベルを利用して小見出しを追加し、書式設定を利用しながら、見た目を整えます。


※プロパティ設定後のユーザーフォーム


入庫入力ボタンを設置します。

プロパティウィンドウで詳細設定します。書式設定を利用しながら、見た目を整えます。

ボタンの設定


※プロパティ設定後のユーザーフォーム

 

入庫リストの設置

フレーム fraInputList を作成します。

ツールボックスでフレームを選択し、フォーム上でドラッグして、コントロールを追加します。

プロパティウィンドウで詳細設定します。

フレームの設定


※プロパティ設定後のユーザーフォーム


fraInputList 内でリストボックスを作成します。

ツールボックスでリストボックスを選択し、fraInputList内でドラッグして、コントロールを追加します。

プロパティウィンドウで詳細設定します。

リストボックスの設定


※プロパティ設定後のユーザーフォーム


ラベルを利用して小見出しを追加し、書式設定を利用しながら、見た目を整えます。


※プロパティ設定後のユーザーフォーム


リストの選択・リセットボタンを設置します。

プロパティウィンドウで詳細設定します。書式設定を利用しながら、見た目を整えます。

ボタンの設定


※プロパティ設定後のユーザーフォーム


修正用のテキストボックスと修正・削除ボタンを設置します。入庫内訳の修正ボックスはコンボボックスを設置します。

プロパティウィンドウで詳細設定します。書式設定を利用しながら、見た目を整えます。

ボタンの設定


※プロパティ設定後のユーザーフォーム

 

フォーム全体の調整

ラベルを利用して、大見出しを追加します。

入庫リストラベル内には、オプションボタンを2個設置し、それぞれキャプションを 入庫予定リスト・商品別リスト とします。


※プロパティ設定後のユーザーフォーム


これで、大まかな画面構造ができました。
ユーザーフォームを表示させ、表示状態を確認してみましょう。


※VBA実行時の商品入庫画面
商品入庫画面

 

次回は、プログラムを作成していきます。
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